トイレのトラブル
『トイレが詰まって、水が流れないの!』
とても焦った声でお電話をいただき、さっそくお伺いしてみました。
- 作業の内容
- まず持参したスポイドゴムを2~3回使用してみると一気に流れました。
- 担当者から一言
- 長大汚物、ペーパーの使い過ぎに注意していただくことと、ラバーカップ(スポイドゴム)を購入していただくよう、お勧めしました。
便器の中にペーパーだけ残っています、タンクの水を流しても勢いよく流れていきません。かなり時間がかかります。
何か排水管に詰まっているようです。
- 作業の内容
- スポイドゴムを使用しても流れません、そこで便器を外してみると異物が引っかかって排水管を塞いでいます。犯人は使い捨てカイロでした。取り除いて解決しました。
- 担当者から一言
- 時々歯ブラシや携帯等を落とされる方もおられますのでご注意いただくようお願いしました。
確かにタンクのレバーを操作しても水が出ません。
- 作業の内容
- 止水栓を閉めて、タンクの蓋をゆっくり外し、タンクの状況を調べると、フロート弁のクサリが外れていました。クサリの玉が3~4個たるむようにして、フックに付け直し、止水栓を開けて水を流してみると正常に流れました。
- 担当者から一言
-
今回はクサリが外れていましたが、切れている場合があります。
その場合は、フロート弁ごと交換します。
水が出ない故障にも様々な原因がありますので、今回のようにすぐにご連絡いただく様お願いしました。
便器に尿石が付着しています。
尿が床に飛び散ってしみ込んでるようです。
- 作業の内容
- 脱着トラップを外しトイレ専用の洗剤で掃除をしてみましたが汚れが頑固でなかなか落ちにくく、あまりにひどくなると便器取替となります。
- 担当者から一言
-
やはりなんといっても日頃のお手入れが肝心です。
水の流し忘れをしない、定期的なお手入れ(週1回程度)が必要です。
トイレのドアを開けるとかなり臭います。
タイル床の排水目皿のところから臭っているようです。
- 作業の内容
- 目皿を開けてみると、トラップに水が入っていません。この部分の水が切れると封水を失い配管の臭いが上がってきます。掃除をして水を補充し解決しました。
- 担当者から一言
- 床掃除の時にチョコット目皿ものぞいてもらい、中の掃除と水を切らさないようお願いしました。
電源は入っていますがボタンを押しても動きません。
- 作業の内容
- 内臓電池の消耗であり、電池交換で解決しました。※ランプが付いていないときは、コンセントが抜けていないかご確認を。
- 担当者から一言
- 部品が壊れている場合がありますので、その場合はメーカーのメンテナンスに連絡をして早急に対処してもらいます。いつでもご連絡いただく様お願いしました。
トイレの水が止まらなくなってえー!すぐ来てもらえませんか?
というお電話で、まず止水栓を止めていただく様お願いし、マイナスドライバー(なければ10円玉等のコインでも) を右方向に動かなくなるまで回す、他現場から急行しました。
- 作業の内容
-
まず床にビニールシートを敷いて(水はねしても良いように)タンクの蓋をゆっくりと持ち上げてみると、タンクの水がほとんどなくなっています。
底の方でフロート弁に何かが引っ掛かっているようです。
だいたい見当は付いていましたが、取り上げてみるとやっぱり・・・洗浄剤でした。
取り除いて蓋をゆっくりとかぶせてから、止水栓を開いて水をタンクに入れるとフロート弁が正常の位置に戻り、水を流して確認しましたが、きちんと止まりました。これで大丈夫ですね。
- 担当者から一言
-
洗浄剤等固形物をタンク内に入れると、この様にトラブルの原因になることを説明して、納得していただきました。
最近流しの排水の引き具合が遅くて時間がかかるし、なんだか臭うような気もする。
流しの下ものぞいてみたけれどよくわからないです。>屋外の汚水桝の蓋が勢いで飛び出して、外れてしまうんで外れないよう重しを置いてるんですよ。
流しもフライパンの油をふき取ってから流すとか、気を付けているんだけどねえどうしてかしら?最近度々なるんです。
- 作業の内容
-
桝間の深さを見てみると、やはり勾配が不足しているようです。その上排水管内にかなり油の塊がついて管内も細くなっているようです。高圧洗浄機で洗浄してもまだ流れが思うほど回復しません。
お話をうかがっていくうちに 「これに違いない」 と思うことが。。。 あの西部地震の時に地面がかなり動いたそうです。
そこで配管を掘り起こしてみるとやはり配管が折れ曲がっていました。地震の威力はすごいものです。
早速配管をやり直して、流れもスムーズになり 桝蓋も飛び出すこともなくなりました。
- 担当者から一言
-
もちろん悪臭も消えて快適な生活を取り戻されましたが、地震の被害が直後ではなく10年以上も経てからこのような悪さをすることに驚かされました。 本当に怖いですね。
水のトラブル
CFシートの床に少しですが水がたまっていますがお話を伺ってみると常時というわけではないようです。
- 作業の内容
-
元々湿度が高いお宅ですが、梅雨時でいつも以上に多湿の上、便器も防露便器でなかったために発生したと思われます。換気を良くし、こまめに拭いていただくか、水温で表面が冷やされないように、断熱層(防露槽を設けた防露便器に取り替えていただく方法をお勧めしました。
- 担当者から一言
-
防露仕様の便器ではないため、再度同じような状況が発生する可能性があります。10年以上前の便器なので、そろそろ省エネタイプの4.8L便器への取替を考えて頂く様お勧めしました。
なんか漏水しているようなんで、早いうちに一回みてもらえんかなぁーというお電話を年に何回かお受けします。
家の方は気付いておられなくて、水道代金の請求が来てから「あら!?ビックリ」「なんでかいなー 前回の2倍にもなってるわ」ということになります。
考えてみても、いつもと違う生活をした覚えもないんです。また水道局の検針係の方からの指摘で、初めて気付くということもあります。
- 作業の内容
-
この場合何種類かの原因が考えられます。
- 凍結による水道管の破裂
- 資材の不良によるもの
- 配管の老朽化・劣化
- 地震等天災によるもの
- 施工時の接着剤の付け忘れによる継手の外れ
- 後天的な衝撃
- その他
すべて漏水箇所を調査して、適切修理を行います。
- 担当者から一言
-
各市町村の水道担当部署へ 『水道使用料減額申請書』を提出すると、支払い過ぎた水道料金が減額になる場合がありますので、ご相談ください。
流しのシングルレバー混合栓がガタガタするのと、トイレの手洗水栓から水漏れがするので見てくださいとのお電話をいただき、確認に伺いました。
- 作業の内容
-
キッチンの水栓に触ってみると、お話のとおり水栓がぐらついていました。
本体には異常がないようで、台に固定するナットが緩んでいるようです。早速、工具でナット締めると直りました。
トイレの手洗水栓からの水漏れは、水栓とサプライ管の接続部分から水漏れがしていました。掃除等お手入れされるときにサプライ管が緩み漏水したものと考えられます。こちらも締め直しをして直りました。
- 担当者から一言
-
最近はシングルレバー混合栓が普及してきましたが、個人的にはレトロ感のある2バルブ混合栓が気に入っています。
このタイプは構造がとてもシンプルで、丈夫であるという利点があります。部品を交換していけば、20年、いや30年40年と長持ちします。その上、補修費も安価です。
一番多い故障は、水が止まらないということですが、実際は掃除で直ることが多いんですよ。パッキンの交換、ごみを取り除く、バルブの交換等です。そういう意味ではエコですね。
ハンドルの根元からの水漏れ、吐水口の根元からの水漏れ、吐水口からの水漏れと色々な箇所からの漏れがありますが、この図のようなタイプの水栓には水栓器具に止水栓がついていない為、修理の場合は家屋全体の元栓で止めます。
元栓は水道メーターの近くについていますが、種類や形は異なります。いづれも右に回す(時計回り)と止まります。
- 作業の内容
-
浴室水栓の蛇口からポタポタと漏れています。塵も積もれば・・・
原因は蛇口のパッキンの摩耗のようです。旧タイプの蛇口の為、止水栓が付いていないのでメーターの止水栓を閉めてパッキンの取替をして、止水栓を開け水を出してみると、漏れが止まっています。修理完了です。
- 担当者から一言
-
【こんなこと知ってました?】エコシングル水栓
従来のシングルレバーは、レバー中央部では水と湯が混ざって出るため、気付かないうちに給湯器が作動することがあります。
中央部は「水だと思っていた」「意識していなかった」という方がメーカーの調査によると半分くらいあるそうなんです。
そして4年以上の試行錯誤の結果水と湯の境目がはっきりと分かるように、カチッとクリック感を作ることで無意識によるエネルギーの無駄な消費を防ぐ水栓ができたようです。という事でお勧めしたいと思います。
- 作業の内容
-
ウォーターハンマーを防ぐには、配管の施工段階から配慮が必要になりますが、使用方法で解決できる場合もありますので試して見てください。
- 器具に止水栓が付いている場合は、使用に支障がない程度まで水量を絞ってみる。
- 水栓を閉めるときはできるだけゆっくり閉める。とくにシングルレバー式の水栓は急停止させてしまいがちですので注意してください。
- 担当者から一言
-
こんな経験はありませんか?
水栓のハンドルを閉めた時、壁の中で「ドーン」というような音がする時があります。これをウォーターハンマー(水檄作用)と言います。
電車が急停車すると、乗っていた人は前方に倒れてしまいますが、これと同じ理屈です。
水を急に止めると、それまでスムースに流れていた管内の水が直角に曲がった管壁などにぶつかって音が出るのです。
ウォーターハンマーを起こしやすいのは次のような場合です。
- 水圧が高い(スピードが早い)
- 水栓を早く閉める(急ブレーキ)
- 配管に曲りが多い(ぶつかりやすい)
- 配管の固定が不十分(ぶつかったとき振動を起こしやすい)
その他
追い炊きができなくなり、これから寒くなるし困ってます。早く来て見てくださ~い
- 作業の内容
-
追い炊きが出来ないため、夏の間はシャワーですませておられたようです。
追い炊き機能部が壊れて作動していません。
- 担当者から一言
-
設置後12~3年経つそうです。修理不能の為、新品と取り換えることになりました。長年ご苦労様でした
外で草取りしていて気が付いたんだけど、給湯器(灯油)の周辺が濡れているんですよ。
水道管から水が漏れているみたいなので、見に来てください。
- 作業の内容
-
連絡をいただき、伺ってみると土台のコンクリートが濡れています。給水管の保温も劣化していてかなり剥がれた箇所もあります。給水管の継ぎ目のところが濡れているようです。
- 担当者から一言
-
購入されて10年近くになるそうですが、幸いにも給湯器には異常はなさそうです。外回りの配管のみの補修をしてほしいとの要望で、配管と保温を新しく取り替えて、修理完了です。
最近、たまたま営業に伺ったお客様のおたくで「先日こんなことがあったんだよ」と言うお話です。
お風呂に入ろうとして水栓の蛇口をひねってもお湯が出てこない!冷たい水ばかり出てきて…あわてて奥様に「湯が出んぞっー」と叫んで、ガス給湯器のリモコンを見てもらうと、リモコンの画面が点いていません。電源はONになっています。
- 作業の内容
-
外に出て防水コンセントの差し込みプラグを見ると抜けてはいませんが、一度抜いて入れ直すとリモコン画面が付きました。接触が悪かったようです。
- 担当者から一言
-
「あーよかった!! 」「ホッとしたー!」築30年のお宅です。防水コンセントも古くなってるわ、取り替えてもらわんとね。」「以前にもこんなことあったし… 」という事もございました。
少し降雨量が多いときには、雨水が逆流して 雨水ますから溢れ出して困っておられる様子です。
周辺もぬかるんでいて歩きづらくて、集中豪雨の多い昨今、とても心配で早急に対処して欲しいということです。
- 作業の内容
-
雨水桝の蓋を外してみると、排水管の流入側、流出側の高低差も少なくて、桝と桝との間の配管にも破損の箇所があるようです。
配管の劣化に加え地震の影響もあるのでしょうか?
他に雨樋の壊れた箇所等を調査し、後日雨水桝の取替え・配管をやりかえて水を流し、流れを確認して完了しました。
- 担当者から一言
-
温暖化の影響のせいなのか、最近は豪雨の心配があります。
早めに家の周りを点検されて、対処されることが必要だと思います。
『備えあれば憂いなし』ですね。
下水道工事をさせていただいた時のお話では、雨が降り一度水たまりができると、ぬかるんで困る。
いつもなんとなくジメジメしている。かび臭い気がする。
- 作業の内容
-
雨樋がこわれている個所や雨水が垂流しでの箇所が数か所あり、これが原因と思われます。
現状を調査し、お見積り・打合せの後雨樋の修理、取替え、雨水桝を設置してビニール管で配管し完了しました。
- 担当者から一言
-
湿気の原因には主に次のような事が考えられます。
原因をきちんと確認し、適切な対策が必要となります。
- 敷地が周辺の土地に比べて低く、道路から雨水が流入してくる。
- 周囲に樹木が茂っていて、風通し、日当たりが悪い。
- 地下水位が高く土を掘るとすぐに水が出る。
- 水田や湿地を造成したところに家屋を建てた。
- 雨水桝が浸透桝である。
- 雨水が会所桝に接続してなくて、垂流しである。
- 山が近く湧水がある。
- 近くに水路がある
便利でお得な情報をチラシ、ダイレクトメール等で顧客の皆様にはできる限りお知らせしようと日々心がけています。
設備メーカーの展示会、広告、テレビ、パソコン等で新しい情報を収集して心も懐もエコに!!
- 担当者から一言
-
まずは、トイレの便器を取り替えてみませんか!?
洗浄水量4.8L以下(10年ほど前の便器は13L)の超節水&節電、エコロジー&エコノミー、大切な資源の水の使用を最小限に抑えます。
CO2を削減し、地球温暖化防止に貢献することにつながります。もちろん家計にもやさしい
気になるな、困っているな と思われる時にはすぐに
(有)シオテック
フリーダイヤル0120-27-3683までご連絡下さい。
以上はほんの一例ですが、水まわりは家族みんなが毎日利用する場所です。
それだけ身近な存在でありながら、私たちは意外に水まわりのことを知らないようです。知らないために不要なトラブルを招いたり、器具の寿命を縮めてしまうことも少なくありません。
より快適な水まわりを実現していただくために、正しい器具の知識や使い方、トラブルの防止法、お手入れの方法などについて心得ていたいものです。